靖国神社へ参拝
2022年5月15日(日)
昨日はさいたまで入会撮影があり、その帰りに、足を延ばして靖国神社に参拝してきた。
遊就館も行ってきた。
純粋に靖国神社が好きで、ちょくちょく参拝する。
靖国に行くと、改めて、我が国日本がいかに平和で幸せであるか。
そして、この平和は、先の大戦で、祖国のために、心ならずも、命を懸けて闘って亡くなった多くの人達の犠牲の上に成り立っている。
平和でいることを当然と思ってはいけない。
心から感謝しなければいけない
そう改めて思う
もし・・自分があの時代に生まれていたらどうだっただろう?
そんなことを考えたり、自分の在り方と向き合うことができる場所
それが靖国神社”
遊就館に花嫁人形があるの知ってますか?
知らない人は是非知ってほしい
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靖國神社の遊就館に、23歳の若さで戦死された陸軍軍曹佐藤武一さんに対し、母上様から捧げられた花嫁人形がある。
佐藤武一命の略歴は
歩兵第二十二聯隊所属、昭和二十年四月十日沖縄本島幸地にて戦死。
北海道山越郡八雲町出身、二十三歳。
北海道の佐藤ナミさんから、妻を娶ることなく若くして戦死した我が子・・・「陸軍軍曹佐藤武一命」のために「桜子」さんと名付けた花嫁人形が靖國神社に奉納されています。
ご子息の戦死から33年後に奉納されたその人形に、ご子息への深い愛情が綴られた手紙が添えられています。
武一よ貴男は本当に偉かった。23才の若さで家を出て征く時、今度逢う時は靖國神社へ来てくださいと雄々しく笑って征った貴男だった。
どんなにきびしい苦しい戦いであっただろうか。沖縄の激戦で逝ってしまった貴男。
年老いたこの母には今も23才のままの貴男の面影しかありません。
日本男子と産まれ、妻も娶らずに逝ってしまった貴男を想うと涙新たに胸がつまります。
今日ここに日本一美しい花嫁の桜子さんを貴男に捧げます。
私も84才になりましたので、元気で居りましたら又逢いに来ますよ。
どうか、安らかに眠ってください。有りがとう。
昭和五十七年三月二十八日 母ナミ
花嫁人形に対する故三宅久之さんのコメント
靖國神社に参り、遊就館を訪ねたとき、私はいつも小一時間かけて、ひとりひとりのお顔を拝見するようにしている。その多くが十代、二十代。ういういしい少年、青年たちの顔が並んでいる。花嫁人形は、部屋で遺影に向き合って飾られている。
少年たち、青年たちのほとんどが、妻を娶ることなく、女性を知ることもなく、手さえも握ることなく、死んでいったのである。それを哀れに思った母親や姉たちが、亡き息子に、亡き弟に、と花嫁人形を贈ったのである。若者の遺影の前に飾られている花嫁人形を見るたびに、私は泣けてしかたがなくなる。彼らの無念を思うとともに、戦争の無常さを思い、常にその場に立ちすくむ。何度行ってもこの思いは変わらない。
この花嫁人形は現在八十体ほどあるらしい、遊就館で交替に展示をしているらしい。我が子が、我が弟が英霊となった今せめてものお嫁さんを・・・・で贈られたこの花嫁人形を見て、心打たれない人はいないであろう。
画像は佐藤武一さん、お母さんのナミさんの寄せた文章と花嫁人形、涙の三宅久之氏